4月23日の東京株式市場で、日経平均株価が取引時間中に初めて6万円台をつけました。史上初の大台突破です。前日の米国株上昇の流れを引き継ぎ、AI・半導体関連銘柄への買いが指数を押し上げました。
この日の上昇を後押ししたのは、大きく2つの要因です。ひとつは前日の米ハイテク株高の流れ。もうひとつは、米・イラン間の停戦協議が進むとの期待感から、中東情勢への緊張が和らいだことです。キオクシアホールディングスや古河電気工業など半導体・AI関連銘柄が相場をけん引しました。
3月末には5万1000円台まで下落していた日経平均が、4月に入り約3週間で8000円以上も急上昇したことになります。これほどの急ピッチな上昇に、市場では「過熱感」を指摘する声もあり、6万円台をつけた直後には利益確定の売りが膨らみ、一時下げに転じる場面もありました。
バブル期だった1989年の最高値(3万8915円)を2024年に35年ぶりに更新してから2年あまり。今年2月に5万8850円の最高値をつけ、4月16日にはさらに5万9518円と更新を重ね、そしてついに6万円の大台へ。日本株はかつてない領域に足を踏み入れました。
データまとめ
- 4月23日:取引時間中に史上初の6万円台をつける
- 4月22日終値:5万9585円
- 4月16日:5万9518円で最高値更新(当時)
- 3月末の安値:5万1000円台
- 上昇要因:AI・半導体買い・米イラン停戦期待
株価が上がることが暮らしにそのままプラスになるわけではありませんが、企業の業績期待が高まり、設備投資や賃上げにつながる好循環への期待は膨らみます。6万円の大台は、日本経済の新しい1ページです。



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