空き缶が、盲導犬になった。京都の中学校が30年かけて600万円を寄付

動物・自然

1994年から、一本一本の空き缶を集め続けた中学校があります。

京都市伏見区の醍醐中学校は、30年以上にわたって家庭から集めた空き缶を換金し、関西盲導犬協会(亀岡市)に毎年寄付する活動を続けています。その累計総額が昨年時点で618万8582円に達し、盲導犬2匹分の育成費(1匹あたり300万円)を超えました。協会側は「長期間、寄付を続けてもらえてありがたい」と感謝を伝えています。

今年2月25日には恒例の育成費贈呈式が行われ、協会職員の久保ますみさんと盲導犬ユーザーの森永佳恵さんが生徒代表から目録を受け取りました。今回は2024年11月〜2025年10月分として2万8725円が贈られ、生徒代表は「寄付が盲導犬を必要とする人たちの力に少しでもなればうれしい」とあいさつしました。

贈呈式の後、久保さんと森永さんによる講演も行われました。盲導犬ユーザーの森永さんは、「ある日、鼻歌を歌いながら歩いている自分に気づいた。目が見えないことを忘れられるような、本当に大切な大切な宝物」と語りました。

30年間、生徒が入れ替わるたびに次の世代へと引き継がれてきた活動です。始めた頃の中学生は今や40代。その善意のバトンが今も続いていることに、静かな感動を覚えます。

📌 この記事のポイント

🏫 学校:醍醐中学校(京都市伏見区) 🤝 寄付先:関西盲導犬協会(亀岡市) 📅 活動開始:1994年(30年以上継続中) 💰 累計寄付額:618万8582円(盲導犬2匹分の育成費相当) 🐕 盲導犬1匹の育成費:約300万円 📋 今回の贈呈額:2万8725円(2024年11月〜2025年10月分)

出典まいどなニュース/京都新聞

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